読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

スタジオフリーの物語

80年代を駈け抜け30年、ようやく過去の私と向き合う

私の軌跡ー5-3

5章 名前、役割、派閥、組織

ママ友カースト夏祭り

f:id:indigoshake1357:20160717081756j:plain

今日も、地元団地の広場で、

強制ではない全員参加全員お手伝いの、夏祭りが開催されているのでしょう。

 

グループ分けされた、夏祭り実行委員のメンバーは、

この数ヶ月、毎週に近い打ち合わせや、買出し、その他諸々、

おそらく、一昨日は、たこを細かく切ったり、ねぎ切ったり。

 

かーーさんは、よなべーーしてーー、たこ切ーーってくれたとさーーーー。

夜集まり、夜中まで仕込み作業をしたことでしょう。

 

朝は早よから、でっかい業務用拡販機で、たこやきの生地をつくり、

何百個の卵を割り、プロのたこやき屋さん顔負けの、

本格的なたこやき戦争がくりひろげられているのでしょう。

 

去年、私は夏祭り実行委員でした。

 

たまたま、指ちょっきんの会社の前に、

近所のだんご屋さんで、パートをしていて、

たこやきなんぞも焼いておりましたので、

 

仕事でたこやき焼いたことあるなあ、、、、とぽつりもらしてしまったら、

 

なんだか、たこやき命の誰にも負けない、

職人魂ばりばり!の肩書きがついてしまったとさ。

 

して、当日。

 

普通に、前に店で習った焼き方で、たこやき焼き焼き、たこやき焼き焼き、

しておりました。

 

だんだんとっぷりと日も暮れ、夏祭りが佳境にさしかかったところ、

 

どどどどどどっと、

ここぞ!と、豪華、理事やら、カースト上部のお偉い?面々勢ぞろい。

 

私が焼き焼きしている正面に、すすっと、おひとり。

年齢若いが、父ちゃんは偉いし、母ちゃんもせんせだし、えーーっさほい、

のお方が、

 

「たこやき生地満タンで!」

始めに、半分入れてーーの、たこ入れてーの、残り半分生地入れてーーの、

店で習った方法が、お気に召さなかったのか。

 

「経験者だし、やり方お任せって、委員長にきいたよ。」と申しましたところ、

 

「いやいやいやいや、学童は満タンで。ま、ん、た、ん、でっ!」

それでも無視していましたところ、

 

いつも、お綺麗で、常識的で、優雅な、カーストワンのお方の、

鼻の穴が大きく大きく、膨らみ始めたが早いか、

頭から湯気が出るのが早いか、

 

顔真っ赤にして、

 

「満タンでっ!」

 

わなわな、小さくお叫びになったのでございます。

 

 

「おまえ、スタンドで働くおばさんか?」(私の心の中のふきだし)

 

 

こうして、夏祭りの夜はふけていくのでした。

 

 

 

続く