スタジオフリーの物語

80年代を駈け抜け30年、ようやく過去の私と向き合う

私の軌跡ー7<外伝>ー読書編ー1

 純文学と現代文学

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写真は、多分中1ぐらいの私

 

両親ともに、読書が好きだったようで、

母親は活字大好きで(本人曰く)、六法全書を読破したと豪語していました。

 

確かに、うちは、床が抜けるんじゃないかというくらい、

本棚が壁一面、階段の踊り場も本棚。

本にまみれて生活しておりました。

 

小学4年生くらいの平日、

ただでさえ、頼りの祖母も赤羽で、妹の面倒みるくらいなら、

ええい!読書でもしてやれっ!

と、本を読むようになりました。

 

最初はお決まりの児童書あたり。

「ももちゃんとぷー」やら、「スプーンおばさん」やら読んでおりましたが、

もう、斜め読みができるほど、1冊に30分もかからなくなってしまい、

とうとう、暇にしている自分を母親にみつかってしまい、

妹の世話や、手伝いを指示されてしまいました。

 

うーん。

 

じゃあ、難しい本を読んでみよっと。

 

家にあった、純文学全集。

最初は、夏目漱石の「坊ちゃん」とまあ、そんな調子で進んでおりました。

 

が、中には、開くだけで、眠気が襲ってくるつわもの文学もあり、

「伊豆の踊り子」「陽のあたる坂道」なんかは、なんだか甘ったるくて、

どうしてもページが進まず、苦しみと眠気でもだえてしまうほどでした。

 

家にある、小学生が読んでも良さそうなものが、とうとうなくなり、

仕方なく、「本買っていい?」と、おそるおそる母親に聞いてみたところ、

 

いつもは、「~~してもいい?」の返事は、大抵「だめです。」

だったのが、本については、「買ってらっしゃい。」と、

お金をもらえ、びっくりたまげてしまいました。

 

いそいそと、駅前の本屋さんへダッシューーーー!

 

そして、目にとまったのが、

 

「ぼっこちゃん」

 

だっこちゃんでもなく、坊ちゃんでもなく、ぼっこちゃん?

なんか面白そう。

 

そして、星新一ショートショートの虜になり、

お洒落で、ウイット効いてて、スパイシーで、SFチックで、落ちがあって。

 

もう、なによ、もっと早く知り合いたかったわん。

 

して、

 

隅から隅まで、ずずずいーーーーーーーっと、はまりにはまって、

星新一と背表紙にあるものには、ひゅーーーーんとひきつけられ、

「本買っていい?」の私となりました。

 

その後、なるほど、好きな作家を探していけば、

充実(手伝いしなくてよい券付)、読書ライフが開けるのね、と、

なんか、ひとつ、悟った気分になり、

 

それから40年経った現在まで、活字中毒は続くよ、どこまでも、でした。

 

続く