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スタジオフリーの物語

80年代を駈け抜け30年、ようやく過去の私と向き合う

私の軌跡ー2-7

2章 生い立ち~20代

高校入学初日

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写真 ちび妹三歳七五三 多分私高校2年生

 

中学のとき、まず面食らったことがあった。

 

朝礼などで校歌を歌う際、ちゃんと声を出して歌うのは、

みっともないことだったこと。

 

その頃、学校が荒れていた時期も重なると思いますが、

女の先生は毎日のように、生徒のいじわるに泣かされていました。

 

授業中、窓際の生徒は、カーテンを下の方から、びりびりと裂き続ける。

先生の言葉を、全員で(?)おうむ返しをする。

だるまストーブに爆竹をいれる。

合図とともに、一斉に缶ペンケースを床に落とす。

 

真面目にやること=ダサい、みっともないという風潮でした。

 

私は、実際には加担しなかったものの、やる気を見せることもせず、

宙ぶらりんのまま、中学校を卒業しました。

 

そして、高校入学。

 

もともと、行く予定ではなかった高校でしたし、

まあ、目立たず普通に過ごそうと思っていました。

 

その初日、入学式です。

 

校門をはいると、「ちょっと、あなた、こっちきなさい。」と、

男性教師に声をかけられました。

 

「襟を中にしまって、上までボタンを留めなさい。」

 

私は、中3で流行っていた、開襟シャツを着ていました。

「あの、これ、開襟シャツですので、上までボタンありません。」

「どうして、学校で定められた青いシャツを着てこなかったのですか?」

「青または白を着用と書いてあったからです。」

 

そんな押し問答の脇を、つぎつぎと生徒が通り、こちらをちらっと見る。

 

うわっ、はずかしいわ、私。

 

とにかくその場を離れようと、「わかりました。」と開襟シャツの襟を中にしまい、

上までボタンのない襟を、ぎゅうっと中に押し込み、早足で体育館へ向かった。

 

「あーーーーーー。やっぱ、この高校にしなきゃ良かったああああ。」

 

そして、入学式式典。

 

校歌斉唱。

 

日輪は天に~~~♪

 

え?え?ええええっ?

2年生も、3年制も、すっごい大きな声で歌ってるーーーーーーーー!

小学生みたい!

入学式だけかなあ?

 

いやいやいやいや、

 

この学校は、いつも校歌は、大きな声で堂々と歌うのでした。

 

かるちゃーーーーーーしょーーーーっく!

 

授業中も、しーーーーんと、先生の話を聞く。

勉強してても、からかわれない。

髪型気にしない、スカート丈も気にしない。

 

ん? 

 

中学時代、おしゃれに気は使わず、友達少ない、地味でダサい。

ただし勉強だけは人一倍できる。

よくわかんないルールと冗談で、くすくす笑う。

可愛くもないのに「姫」とか「おたく」とか呼び合う。

 

そういう、クラスにひとりはいる、

私が友達になりたくないタイプが集まっちゃた学校なんだ!

 

しっぱいしたーーーーーーーーーーーー!

 

こうなりゃ、いつもの、ダッシュで帰るぞっ!と、心に決めた氏家でした。

 

 

続く