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スタジオフリーの物語

80年代を駈け抜け30年、ようやく過去の私と向き合う

私の軌跡ー7-<外伝>私的教育考-3

7章<外伝>お気に入り、趣味、教育自論、ビジネス自論

「県立普通高校」

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写真は、8年前ぐらい、たった一人の高校卒業式の長男と校長せんせ。

 

 

いやああ、

 

こんなに学校いくなんて、

 

自分が学生の頃より、長男の高校には呼び出されては、

通いましたわあああ。

 

毎学期、年3回+進級時1回+悪さしたとき。

 

親同士、同じ教室、体育館なもんで、

「うちら、呼び出しの親、皆勤賞だねええ。」

 

なんて、なごやか。

 

息子は、小4ぐらいから、中学3年2学期まで、

ほとんど、学校には行っておりません。

 

ふたりで、真面目に遊びに取り組んでいたり、

真面目にゾイド作っていったり、

古本屋に、珍しい本探しにいったり、

 

そんなふうに忙しいか、

または、私の希死年慮で寝込んでいたもんで、

 

学校なんか行ってる暇なくて。

 

攻略本とPSPとDSとカードデッキ背負った、

「にのみやきんじろうくん」みたい。

 

 

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息子の高校は埼玉県立高校の普通科です。

 

 

今もありますが、学校統合で、名称は変わり、

埼玉県立清風高校となっておるはず。

 

 

上の写真は、

 

「卒業できません。留年もできません。」状態で、

 

それは、息子たちが最後の代で、

県立鶴ヶ島高校がなくなるからなのでした。

 

 

えーーーーーーーー。

 

そうなると、俄然、張り切る私。

 

しかもね、

 

卒業できない理由でね、

 

3年次の「保健体育」が「1」以下の「*」だったから。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

鶴ヶ島高校の成績判定は、独特で、

 

中間期末のテストや内申で、1~10の数字で評価されなく、

 

まず、入試は作文と面接。

 

通知表の数字判定は、

25%=テストの点数 25/100点

25%=提出物(宿題など)の量 25/100点

25%=授業参加日数 25/100点

25%=授業態度(教員の判定、主任の判定、学校長の判定)25/100点

 

と、真面目に授業に出る、きちんと話を聞こうとする、提出物を出す。

これだけで、75点、おそらく10段階の7か8です。

 

 

この学校は、社会人としての基盤をつくる、挨拶する、遅刻をしない、

学校(会社)には来る、など、

 

勉強至上主義ではない、

私家族には、本当にありがたい高校でした。

 

多分ですが、その方針は清風に引き継がれているはずです。

 

 

 

それなのにね、

 

なんで、体育1以下??????????

 

体育だよ体育。

英語とかさ、数学じゃないの。

体育。

 

体育だけ、とにかくプール、マラソン、参加率ゼロ。

こと、3年のときは、さぼりまくって、体育だけゼロ。

 

 

多分、体育着なくした、とか、くだらない理由だと思うけど。

 

 

もうね、

 

なんとか春休みまで使ってもらって、

マラソンでタイム000秒きることができたら、

 

合格「1」をさしあげましょう。

 

 

ということになったのでした。

 

当然、普通の卒業式にはでられず、

ひたすら、14日間のマラソン練習。

これは、さすがに、鬼母となって、叱咤叱咤。

 

して、最終試験日、校庭に体育主任のせんせ。

 

ようい、スタート!

 

たったったったった、

はあはあはあはあはあ。

 

私もマラソン大嫌い。

毎度サボったし、今も走らないし。

 

と、まあ、、

 

とにかく、走りきりました。

 

あとは、結果は後日連絡します、とのこと。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

そして、

 

ぷるるるる、、、、、」電話。

 

 

「ーーーーーーーーーー!!!!!」

 

1だ1だ!!!

 

わーーーーいい!

 

1がとれたって、喜ぶ親ばか。

 

 

「直木賞受賞」の電話待ちとかさ、

「なにかの当選」の電話待ちとかさ、じゃないのよ。

 

 

通信簿の「1」

 

 

 

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でもって、桜散る4月、校長室。

 

担任のせんせ、1年2年でお世話になったせんせ、体育主任のせんせ、

教頭せんせ、校長せんせ。

 

みなさん、正装で来られ、校歌斉唱。

 

♪~~~~♪  

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

じーーーーーーーーーーん、じわじわ、涙。

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

「氏家理一郎くん。」

 

「はい。」

 

「何々何々。」以下同文ではない、全文を読み上げてもらい、

 

「平成00年4月0日、埼玉県立鶴ヶ島高校を卒業したことを証する。」

 

一同拍手!

 

先生方全員、涙。

 

だって、本当に、

 

創立何十年、

 

埼玉県立鶴ヶ島高校

 

一番最後の卒業生だから。

 

 

先生

生徒

親子

児童養護施設の職員の方。

 

 

全員が、感無量です。

 

 

こんなに素敵な、卒業式は、私自身も、初めてでした。

 

 

 

続く