スタジオフリーの物語

80年代ホップ、2017年ステップ、NOW。

私の軌跡ー5-4

労働災害とか(今日は長文注意)※追記あり

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D通の労災事故について、労働基準監督署の強制捜査が行われていると、

テレビのニュースやワイドショーを騒がせている。

 

私たち、昔のデザイン事務所や、編集プロダクション、漫画家、

 

その他、何かを書く、描く、作る、創る、造る。

 

そういう職業では、

 

自分自身が、「良いもの」を出したいという気持ちによって、

あ、気が付いたら夜が明けていた、、、

ということは、ごく自然な欲求で、当たり前だった。

 

しかし、職業として、

組織の一員となった場合、

 

良くも悪くも、

一昔、

「手作業や技術」の鍛錬が必須条件だった頃。

 

多分、私たち50代半ばが、

ちょうど、手作業にコンピューターが入れ替わる、

その変換機の狭間、

両方を知っている世代ではないだろうか?

 

グラフィックデザインとは?

 

結構、誤解され広まっている感があるが、

イラストを描く人と思う方もいるだろう。

 

グラフィックデザイナーとは、

「印刷物のデザイナー」である。

 

なので、印刷の知識がないと、デザインはできない。

 

グラフィックデザインの登竜門は、、、

 

烏口(からすぐち)で、0.1mmの罫線を、曲がらず太くも細くもならず、

まっすぐに30cmぐらいは、引けて当たり前でないといけない。

 

まず、烏口って?

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こんなやつ。

横にネジがついてて、くちばし部分に墨汁含ませて、

その、ネジの締め具合で、太くなったり、細くなったりするの。

 

墨汁の量も大切。

5cmぐらいで、無くなる量でも×。

入れすぎると、罫線引きながら、横にぼたっとたれる。

 

要するに、職人技なのよ。

 

まあ、私がデザイン始めた頃は、

烏口から、優れもののドイツ製「ロットリング」という、

スーパースペシャル凄い、

真っ黒いインクが、0.05mmとか、引けちゃうのが登場したのよ。

 

ガラパゴススタジオフリーで書こうと思ってたのに、

つい、書いてしまったから、

ま、いいか。

 

だから、ひよっこは、線を引く。

毎日毎日線を引く。

 

なぜか?

 

それはね、

 

印刷物って、カラー写真は4色で再現してるの。

 

最近は、みなさん、プリンターでご存知だと思う。

 

シアン、マゼンダ、イエロー、ブラック。

この網点の大小で、カラー写真が印刷されるのね。

 

そのために、透明な製版フィルムってのが、

4色だと4枚、

 

ぴーーーーーーーーーーーったり重ならないと、

 

人の目が、なんか赤版だけ白目にずれてて、

 

目があああ、、目があああ、、(ムスカ)

 

目に血がああああ、、、!!!!!、、、の、

 

怖いお化け顔になっちゃったり、するわけ。

 

そのために、トンボっていう、

いまじゃ、トリムマークぽんで、出る奴。

 

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これ。

 

これがまっすぐの、線じゃないと、

有名女優さんや、おえらい○室のかたとかの、

 

大事なお顔がずれて、不細工なブスになって、

 

たったそれだけで、

 

とーーーーーーーーい、遠い、島流しになっちゃったりするらしいよ。

 

なんて、印刷談義は、

 

「つまらん!ちーーーっとも、つまらんっ!」

 

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まあ、何が言いたいか。

 

自論だけど、

 

自分の作品が世間の皆様にお目見えするという、

 

まあああ、とんでもなく凄いことになっちゃったら、

 

たぶん、何回も書き直し、修正が入れば直すよ!

 

ってすると思う。

 

自分のプライドが許さないから。

 

どっかの章で書いたなあ。

 

 

アーティストとか、

作家とか、

 

 

それは、お金には比例しない。

 

 

お金を稼ぐ、頂くのは、「労働」のみ。

 

 

だから、広告代理店。

 

代理店。

 

代理。

 

誰かの代理よ。

 

 

デザイナーは自分のプライドあるから、

時間かけたい!

 

クライアント(広告主)は、早くよこせ。

いやいや、こんなデザインは嫌だ。

赤を青にしろ。

あ、やっぱり、赤に戻して。

 

なんてのを、

 

あっちで、はいはい。

 

こっちで、はいはい。

 

どう考えても、無理でしょ。

 

デザイナーと広告主の、

親方同士が話しちゃったら、1時間で終わるかも。

 

代理店、流通、

中間搾取の限界は、

 

もう35年前に、M製菓のN課長から教わった。

 

被害者となる、教育期間(学生期間)がおわり、

世の中に排出されていく(社会人となる)若者。

 

なぜ、その職業につきたいのか。

 

考える時間を与えられず、

コントロールされた教育期間とか、

 

なんとなくの雰囲気。

 

災害になるのを止められるのは、誰?

 

まずは、親、保護者(養護施設は施設長が保護者)。

 

でも社会にでたら、

というか、出勤時間内は、親や保護者は出られない。

 

ってことは、

 

上司。

その上の上司。

その上の役員。

その上の社長。

その上の会長。

その上のなんとか会。

その上の、その上の????

 

きりがない。

 

自分で決着できるとしたら、、社長だと思う、

私も、社長だったから、そう思う。

 

これって、マインドコントロールと同じよ。

 

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先日、パート先の金属加工工場で、

3年ぐらい前に、古いプレス機で、

右手中指の第一間接から先を潰して、

指がとれたと、ブログ5章のなかで書いたと思う。

 

ひとまず、半年労災事故としての、休業補償をもらいつつ、

完治はしないが、症状固定後、会社に事務員で復帰した。

 

私は、共存しようと、気持ちを切り替え、

あの、事故の日、

社長は、

「ごめんーーー、ごめんーーー、

指とれちゃったあああーー!

うわーーーーーーん。」と、まじで大泣きしていたので。

 

でもね、、

 

人間、1年2年経つと、忘れちゃうみたいで。

 

 

加害者側は。

 

 

まあ、仕事忙しいのか結構だけど、

単価決まってない仕事たっくさん引き受けちゃって、

 

パートのおばちゃん(私より1歳下ぐらい)

いくら、体格良くて、学生時代テニスで国体出たって、

朝は5:00から、夜遅くまで。

土日休みなし。

 

本人は稼ぎたいから、850円の時給かけるたくさん=手取り25万円。

かもだけど。

 

「いくらなんでも、毎月100時間時間外労働はだめでしょ。」

と、大泣きわあああん社長に言ったの、私。

 

そして、返事が、

 

 

「本人やりたいっていうし、いいのっ!」

 

「でも、上司に本音ってなかなか言えないし、

事故や病気になったら、完全に労災事故ですよ。」

「訴えられたら、会社つぶれますよ!」

 

 

「そんな事故やら、実際起きてから考えりゃいいじゃん!」

 

 

って、言ったのよ。

 

 

社長、指潰した私に。

 

 

だから、会社辞めて、

本格的に弁護士さんにお願いして、

会社相手に損害賠償請求、慰謝料請求もろもろ。

 

980万円の訴訟を起こしたの。

 

(和解判決で、実際はおまけしたし、分割にもした。)

 

1年は、怖い思いをしただろう。

 

私を恨んだだろう。

 

こいつ、労災なんて、自分にとって痛くもかゆくもねーやって、

 

だって、職員来て、警察来て、調書とられて、

で、休業補償は厚生労働省は払ってくれて。

 

だから。

 

たいてい、社長は、部下が謀反を起こさないと、

タカをくくっているときがあります。

 

大部分がそうです。

 

でも、本当に、女が怒ると、怖いものだと思う。

 

今日は、長文でごめん。

 

続く