スタジオフリーの物語

80年代を駈け抜け30年、ようやく過去の私と向き合う

私の軌跡ー7ー<外伝>ー私的ビジネス考-1

富を得ることができる人

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今、42年前の私と対面した。

 

この写真は、父がインドネシアへ、羽田から飛び立つ飛行機を、

デッキで見送る、私たち家族だ。

 

中央の赤いハットをかぶった母、左は小学校5年生ぐらいの私。

母の右は、赤羽へ引越してしまった祖母、抱っこされているのは三女。

白いモヘアの手袋と赤いオーバーを着ている、次女(顔は見えないなあ。)

その右となりは、祖父。

 

父は飛び立つ飛行機から、私たち家族を撮っていたのだった。

 

知らなかった。

 

この写真も、アルバムには貼られておらず、

きっと、照れくさい写真は、アルバムには貼らなかったらしいことが、

徐々にわかってきた。

 

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インドネシアへの単身赴任は長かった。

 

 

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ヘリコプターで行かなければならないような、

山奥やジャングルを、何か整備する事業なのだろうか。

 

父は、おそらく、日本とインドネシアの大きな事業のために、

唯一国内で、ヘリコプター免許保有数の多い父が抜擢されたのだろう。

 

私が大人になるまで、

インドネシア現地法人(旧アサヒヘリコプター)の社長だったとは、

全く聞かされたことがない。

 

父は、ヘリコプターの操縦が大好き。

 

だから、乗る。

 

操縦する。

 

今だったら、撃ち落されるかもしれないような、

くるくるアクロバット飛行も、楽しんでやってしまう。

 

ロシア(旧ソ連)へは、ヘリコプターで飛び立ったらしい。

その時は、さすがに撃ち落されるかもしれないので、

会社は、護衛の自衛隊ヘリを、前後左右につけ、

父は、ただ面白がって、操縦していたらしい。

 

だから、

ビジネス、金儲けには無関心。

関心もっても、ろくなことがない。

 

ヘリコプターの後ろに、誰が乗っていても、

みんな平等に命を預かる。

 

偉い政治家さん。

偉い社長さん。

ピンクレディや、山口百恵さんや、有名芸能人が乗っても、

 

「なんか、これくれたぞ。」

 

って、ぽいっと、色紙。

 

「うぎゃーーーーーーっ!!!。」となる三姉妹。

 

色紙はラップに包み、その後引越しした、

和光市のお店(母親経営にきまぐれ定食と甘味屋)に、

堂々と貼り付けておりました。

 

父には、世間の価値は通じないらしく、

たまたま、空をるんるん飛んでいて、

利根川だったか、海だったかで溺れる女性を助け、

警視総監賞なんていただいて、

テレビニュースで放映されても、無関心。

 

命を助けることは、父にとって普通だったのだろう。

 

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私は、バブル前に大手M製菓のN氏との出会いをバネに、

ぼよよよーーーンと、

普通は会えない、行かれない場所で出向くことができ、

 

そこでは、大金持ちの血筋の目が眩む上場企業の社長さん、

一代で、○○業界のトップを爆走する社長さん、

テレビでしか見たことのない、

絢爛豪華な皆様と、

 

お話したり、ご飯食べたり、名刺交換したり、

ちょろっと、私の会社の営業してみたり。

 

そのプロジェクトで、

日本が、みるみる変わっていく様を、

CMから、番組から、雑誌から、ブランドから、

私が端っこに所属させてもらっていた、

なんだか、20代の私には、ちんぷんかんぷんでしたが、

 

まあ、大きなお金が、どっと動くと、テレビの内容ででてくる。

雑誌、新聞で扱われる。

 

 

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でも、私は悩んでいた。

 

なぜか?

 

それは、会社を安定的に右肩上がりに売り上げを上げる私。

 

要するに、ビジネス優先の(金儲け?)私と、

 

父由来の、ただのオタク、デザインが大好きな私。

 

 

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相対する二人の私を、コントロールしなければならない。

 

 

 

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これは、自論ですが、

おおむね、経営者であって、売り上げを限りなく伸ばした方。

 

うちのような、小さなデザイン事務所に、

父が運行を任されていた、ヘリコプター所有のリゾート王の方。

 

買収に買収、金融機関も傘下にあり、

多分、父がぽろっとヘリの中で、愚痴ったのだろう。

 

その方は、保証人なしで、金利は公定歩合同等、返済期限なしで、

 

ぽんと、私が資金繰りで頭かかえてるとき、

500万円という大金を、

その金融機関から出してくれたのでした。

 

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心から、助かりました。

 

数日後の給料日、外注支払日、事務所家賃など、

もう、万事休すの状態で、

 

真っ当な、金融機関の手続きでは、

最短2~3週間かかるところ、

即日、だしてくださった。

 

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が、しかし、

 

その方は、日本中が悪者と指を刺し、

私的流用にお金を使った。

二信組問題で、逮捕され、

 

後に、体調を崩され、若くして亡くなった。

 

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私は検察庁にも呼び出されましたが、

 

「本当に、お借りして、

本当に助かった、嬉しかった、Tさんはいい人です。」

 

と、声を大きく訴えましたが、

全く調書に書いている気配がなく、

いらいらしました。

 

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いろんな、

大偉い方、

中偉い方、

小偉い方、、、

 

いろんな偉い方、経営者とお会いしましたが、

 

何度もいいます、自論ですが、

 

一代で財をなした方や、

生まれたときから大金持ちの方や、

お金大好きな方。

 

お金のために、人を裏切ることができる人、

昨日の発言そっちのけで、手のひら返しても気にしない人、

損得勘定で、人を評価する人。

 

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私が、出会った中では、

 

お金をたくさん得ることができて、

会社も急成長、

また、その後も右肩あがり。

 

そういう経営者のなかで、

 

「いい人だなあ」

 

 

と、感じた人は、

 

逮捕、または倒産、左遷。

 

 

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いい人が、悪い人から攻撃された場合、

自分だけ逃げようとは、どうしても思えない行動できない。

 

もう一度、スタジオフリーが動きはじめて、

 

私は、これを毎日、第三の目がないかなあああ?

三つ目が通るの「写楽」や、

ブラックジャックや、

火の鳥が現れて、

 

なにか智慧を!と、用心深くしておるしだいです。

 

今、たったひとつ、気がついているのは、

人を、お金で雇わない(雇用しない)。

物を介さないパートナーシップを組まない。

 

 

ソロステージでは、人を裏切ることに出くわす機会は少ない。

 

 

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<人の思惑気にしない、自分に自信を持てよ、ばかたれ!>

 

と、胸の中の私が出てきては、

 

人間私の周りに、ぼよんとして強固なバリアーを張ってくれる。

 

 

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と、信じております。

 

守るべきは、わが子と老猫3匹と、思っとります。

 

 

続く