スタジオフリーの物語

80年代を駈け抜け30年、ようやく過去の私と向き合う

私の軌跡ー11-3

とりあえず、ビール。

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25年前ぐらい。

 

「もうそろそろ、インターネットっていうのが、出てくるらしいよ」

 

ウィンドウズ95が、まだ登場する前、

NECのPCシリーズが日本のデフォルトだった頃。

 

 

私の会社にも、一応パソコンつうのがあって、PC9000何がしの何か。

画面は黒、文字は緑。

カーソルに長方形が、ピコピコしてて、

フロッピーはでかくて薄い、びろんとしたCDみたいな大きさのやつ。

 

ソフトは定番の「一太郎」

会計用に「桐」ってやつを使っていた。

 

まあ、でっかい、カシオ計算機みたいなもんで、

ただ、仕分けの項目があって、集計の機能がついている。

 

「インターネットって何?」

「なんか、写真がカラーで、電話回線で注文できるんだって!」

「うそーーーー!信じられない!」

 

いや、笑い話でなく、そういうこと。

 

ちょうど、デザイン業界に、MACが使われ始める少し前かな。

 

もれなく、私は、のちの「トラウマ2」となるA社長と、

スタジオフリーが業務提携する頃だったから、

 

「なんや、いるもんあったら、買うたらええんで。」

 

の一言に、

 

「社長!MAC一式そろえましょう!」

 

「ええで。」

 

どーーーーーーーんと、MAC一式、

画材やの「いずみや」が「too」なんて社名変更して、

私ら必須アイテムのレタリングやパントンシート、

 

これは、転写プリントみたいに、透明フィルムの上から、

先っちょが丸い、千枚通しみたいなものでね、

ごしごし擦ると、下に転写されるわけよ。

 

今で言う、ネイルの模様みたいなもん。

 

アイロテックに、クロマティック。

 

なにしろ、写真ってのは、めちゃ高いレーザーコピー機でないと、

割付られないしね。

 

そんな時代に、あの緑のぴこぴこが、

写真になって、FAXでもつなげんのか?おい。

 

なわけねーじゃん。

 

と、おもったものよ。

 

ほんと。

 

 

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して、

 

2020年を境に、AIが爆発的にはびこるだろうと言われている。

 

だから、きっと、そうなる。

 

 

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今や、90歳という年齢で、普通にすたすた歩いているお年寄りなんて、

 

まあ、昔じゃ考えられない。

 

25年前は、寿命って80歳って決めてたし、私。

 

おそらく、75歳以上の高齢ドライバーは、

免許返納するか、

自動運転システムじゃないと、切符きられるんだろうな。

 

もしかしたら、

酒酔い運転以上に厳しく、

一発免許取り消し、失効期間10年かも。

 

 

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この、半年。

 

まさかの激動期の私。

 

定例では、年齢の10の位の始めあたりに、

 

静と動が交互に来ているなあああ。

 

当然、今年は「動」

 

なぜか、感が働くっていうかね、

 

感のまま、動くのよ。

 

流れって言えば、聞こえはいいかもしれないけど、

 

やけに、

 

「とりあえず、ビール!」

 

って、居酒屋定番の、

 

軽い台詞で、

 

「とりあえず、パソコン買お」

「とりあえず、ネット繋ご」

「とりあえず、テレビ変えちゃお」

 

から、

 

10年、頑として、液晶まだらになったSONYのVEGA。

タレントさんの顔が、青いでかいしみで、見えなくったって平気。

パソコンなんて、ガラケーのEZwevでおっけー。

 

やーーーーーーーー。

 

多分さ、

 

ネット繋げたもんで、

昔のMAC使いの血が騒いだんだね。

 

うん、多分、わかんないけど。

 

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私にとって、やりたくても、眠くなるHTML。

 

やらなきゃ、生き残れないのはわかってたの。

 

もう、印刷物のデザイナーってのは、なくなるって思ったし。

 

でも、どーーーーーーしても、眠いの。

 

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だから、、、、(いいわけです。)

 

 

去年の今頃かああああ、

 

 

環くんの東京個展。

 

 

 

その少し前に、

 

マッチ棒にぽっと灯った、

 

私の野心の種。

 

 

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とりあえず、FBから、

 

 

うーーーーーーーーーーーーーん。

 

 

この機会逃したら、

 

 

一生ホームページは作らないだろう、と、

 

 

 

突然思って、

 

突然、FB離れて(これ、だめだめだったのね、ごめんなさい。)

 

HP作った。

 

もちろん、昔と違って、

英語打ち込まなきゃいけない作り方しなくても、

 

自分デザインのホームページは作れる。

 

絶対、レンタルに手をだしちゃいかん!と、

レンタルじゃ、作ったうちに、はいんねーじゃん!

 

と、尻に鞭打って、ホムペ作った!

 

あの、

 

これね、私にとっちゃ、大革命なのよ。

 

離婚するより、大革命。これは普通。

 

 

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日本と外国との境界も、

 

飛行機か国際電話しかなかったのに、

 

SNSでは、毎日、繋がることが普通。

 

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私、何百といるなかから、

 

 

「氏家さん、なんで、この人って決めたの?」

 

って

よく聞かれる。

 

 

怪しい外国人、怪しいなにやら、

 

 

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私。

 

なんかね、その人のオリジナルのホームページで、

 

人となり、みたいなものが、ピンとくるらしい。

 

レンタルではない、

 

オリジナル。

 

ショッピングサイト、ハンドメイドサイトではない、

 

オリジナル。

 

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そして、メールを書く。

 

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ここだけは、25年も今も同じ。

 

レスポンスが速い。

 

伝えたい内容を一生懸命書いてくれる。

 

 

そういう人。

 

これは、人間味ってやつ?

 

 

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確かに、きっかけは、インターネット。

 

でも、人間味は、

 

やっぱり、国籍とは関係ないみたい。

 

 

下手な英語で

「あなたの言っている意味がわからない」

「言葉の壁ってあるよ」

 

と、MIAさんにも何度も言われて、

 

それでも、私は、

 

貴方のクリスタルの選び方、繊細なテクニック、

色の選び方、好きなデザインが似ている。

 

と、言い続けた。

 

Maddalenaさんは、

 

インスタグラムに恐々投稿して、まもなく。

 

なんとまあああああ、

 

この、すぱっと、潔いデザインは何なんだ!

 

ホームページを見る。

 

やっぱり、オリジナル!でも、優しい人だ!

 

もう、インスタで大好き大好き、リポストしまくって、

 

 

 

ある日、気がついたら、電話をかけていた。

 

 

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そして、

 

とりあえず、お友達から。

 

とりあえず、身を軽くしよう。

 

 

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とりあえず、

 

よーい!

 

スタート!

 

かちん。<かちんこ>

 

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私の映画が、再び始まった。

 

 

 

続く