ニコルとスピリットキャットたち
2017年までを、すべてリセットすべきだと、
ほんの昨日か、一昨日、ブログに書いた。
これからの人生の終盤、
もう、振り返るのはやめようと。
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だけど、
どうしても、捨てられない、
どうしても、愛着がありすぎて、
どうしても、中途半端で終わりたくない、
愛くるしい猫たち。
スピリットキャット。
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そんなとき、
それを、知ってか知らずか、
懐かしいニコル・ピアさんから、
メールが来た。
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これを、また、偶然とは思えない私。
2017年、怒濤のアップダウンの中、
私とニコルは、戦友のようでもあり、
しかし、温度差もありながら、
一旦、日本での販売を保留せざるを得なく、
ニコルも私も、イライラしていた。
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あああ、地理的な距離と、
感情的な距離と。
どうにもできない自分が不甲斐なく、
ニコルに申し訳なかった。
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アマゾンでは、
何万円ものプレミアがつき、
スピリットキャットの中古品が鎮座している。
それを、苦々しく思いながらも、
その先へは、まだ進むことができない。
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そんな時間が半年以上過ぎ、
この7月に、私の環境が劇的に変わった。
大きな流れ、それも巨大で力強く優しい。
これまでに味わったことのない力。
もう、終わりかけていた希望が、
私の前に現れた。
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そして、ほどなく、
広い間取り、期限のない住まい。
光が溢れる室内に、私は立っていた。
生気を失っていたクリスタルも、
痩せ細ってしまった猫たちも、
一斉に輝き始めた。
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ニコルは、やはり日本が好きなようで、
アメリカの、巨大ハンドメイドサイトETSYショップ経由で、平行輸入する日本人。
でも、
彼らは、アーティストではない。
これまで、二人で夢を語ったような、
クリエイティブな話をもっとしたかったのかもしれない。
「私の13日間のスピリチュアルジャーニーとメディテーションと、あなたが翻訳したもので、日本語ガイドブックにしよう!」
と、再び夢を与えてくれた。
「うん!そうしよう!」
2017年に意気投合し、あっという間に、大旋風を巻き起こした、奇跡のスピリットキャットたちは、
2018年の最後から、翌年にかけて、また大旋風を起こすのだろうか?
まだ、ブログには書くことができない、新しい夜明けは、きっと2019年の私たちを楽しくしてくれるに違いない。
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砂金を掬うように、
すべてのリセットから、
キラキラした一粒の金の砂が、
私の掌に残っていたのだと思った。
続く